吹奏楽団を辞めたい…その原因と向き合い方

吹奏楽を愛して始めたはずなのに、「もう辞めたいな…」と感じてしまう時、ありますよね。実は、それはとても自然な感情です。

今回は、吹奏楽団を辞めたくなる原因やその対処法について、心にそっと寄り添いながら考えてみたいと思います。


私も辞めたことがあります。

私自身、フルートを始めてまもなく、地元の小さな楽団に入りました。

週1回の練習に通っていましたが、フルタイムの仕事をしながらの参加は思った以上に大変で、家での練習時間もなかなか取れず…。だんだんと「申し訳なさ」や「遠慮」の気持ちが強くなってしまい、足が遠のいていきました。

さらに、練習に行っても、少し言葉尻の強い方のアドバイスが気になってしまい、気を使いすぎてしまうように。結果として、その楽団は辞めることになりました。

今思えば、吹奏楽団という“なれない環境”にうまく馴染めなかっただけなのかもしれません。とても残念ではありましたが、それでも「やってみた」ことは、私にとって確かな経験になりました。


吹奏楽団を辞めたくなる主な原因

1. 人間関係のストレス

仲間との衝突、上下関係のしんどさ、派閥のような雰囲気。吹奏楽団の中でも人間関係に疲れてしまうことはよくあります。音楽以前に「気を遣う」のがつらくなってしまうことも。

2. 練習や本番のプレッシャー

「うまく演奏できない」「間違ったらどうしよう」そんな不安に飲まれそうになること、ありませんか?特に本番が近づくと、楽しさよりも緊張が勝ってしまう人も多いです。

3. 時間との両立が難しい

学校、仕事、家庭…それぞれの生活の中で、楽団にかける時間が取れなくなってしまうことも。「楽しいけど、今の生活には合わないかも」と感じるタイミングは誰にでもあります。

4. 金銭的な負担

楽器の維持費、交通費、衣装代、合宿費など、想像以上にお金がかかる場合もあります。「やりたい気持ちはあるけれど、お財布がついていかない…」という現実も無視できません。

5. 団の方針やレベルとのズレ

「演奏したい曲と違う」「難しすぎてついていけない」「逆に簡単すぎて物足りない」など、団体の方針や雰囲気と合わないことも、辞めたくなる大きな原因です。

6. モチベーションの低下

練習のマンネリ化や成長を感じられない状態が続くと、「何のためにやってるんだろう?」と疑問が湧いてくることも。かつてのワクワク感を思い出せなくなった時、人は少し立ち止まりたくなるものです。


辞めたくなったときの対処法

「もう限界かも」と思ったときは、無理に頑張らなくて大丈夫。まずは、自分の心と静かに向き合ってみてください。

✔ 気持ちを整理する

辞めたいと思った理由を書き出してみると、自分でも気づかなかった本音が見えてくることがあります。

✔ 信頼できる人に話す

楽団の中でも外でも、安心できる誰かに思いを打ち明けてみましょう。共感してもらえるだけで心が軽くなることも。

✔ 休団という選択肢もある

「辞める」ではなく「一度お休みする」という道もあります。少し離れてみることで、また音楽が恋しくなるかもしれません。

✔ 他の団体も見てみる

今の団が合わなくても、世の中にはいろんなスタイルの楽団があります。あなたのペースや価値観に合う場所が、他にあるかもしれません。


最後に 〜音楽はやめなくていい〜

吹奏楽団を辞めたいと感じるのは、あなたが真剣に音楽と向き合ってきた証拠。その気持ちは悪いことでも、弱さでもありません。

無理せず、自分の気持ちに正直に、そして自分に合った音楽との関わり方を見つけてください。
どんな形であれ、あなたが音楽を好きな気持ちは、ずっとあなたの中に残り続けます。


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